カンファレンスカメラマンの悩み

この記事はカンファレンスカメラマン Advent Calendar 2017の25日目の記事です。

メリークリスマス!
サンタさん24-70/f2.8と70-200/f2.8をプレゼントしてください!

最終日はカンファレンスカメラマンとして感じた悩みを書いていきます。
若干ネガティブな記事ですがストロングゼロを飲んだらポジティブになるかと思いますのでお気になさらず。

その1:集合時間

カンファレンスカメラマンの朝は早い。というかスタッフの朝は早いです。
俺は早起きが苦手のロングスリーパーなので、よくある「都内の会場に8時集合」とかがすげーきついです。都民じゃないのも相まって朝起きるところが一番最初の試練ですね。
これまではひたすらがむしゃらにやってきたので頑張ってこれたのですが、正直2daysとかのカンファレンスだと体力的に厳しくなってきました。

ちなみに、今までで一番早い時間帯での集合はtry! Swift 2017でした。あれはほんと辛かった。たぶんもう無理や・・・。

その2:レンズ

未だに正解がない。本当にわからない。ずっと手探りで撮ってます。

やっぱり明るい24-70/f2.8やな!→望遠足りないから24-120/f4や!→だめだもっと望遠が欲しいから70-200/f4!→ワイド端70mmじゃブースの集合写真撮れないやんけ50/f1.4の単焦点追加じゃ!→付け替えが面倒なので以下略

最適解はボディ2台体制だと思うんですが、そうすると仕事として撮影をしている感が出てカンファレンスを楽しむことができなくなりそうだなぁというのが悩ましいです。
もう28-300でいいんじゃないかな(諦)

その3:現像

枚数が増えると指数関数的に辛くなる(俺調べ)ので、複数daysのカンファレンスで撮影枚数が1500枚(選別済み)を超えたあたりから精神的に辛くなってきます。
現像時に諸々(色温度とか傾きとか色かぶりとか)を調整しないと気持ち悪いので、作業時間も長くなってくるのでもうね!キューが滞っちゃう!

カンファレンスを楽しむことができて撮影スタッフも楽しむことができるラインは2-300枚くらいでしょうか・・・。

その4:プロ

カンファレンス撮影実績のあるプロの方と、とあるカンファレンスで一緒に撮影する機会がありました。
やはりプロだけあって構図・クオリティ・納品速度、全てがすごいなーと感動したし、同時に自分の未熟さを痛感しました。

一方、「これだったら撮影スタッフいらないのでは・・・」と思う事もあったし、カンファレンス中も終わった後もずっと虚無感を感じていたし、その時自分が撮った写真に価値を見いだせなくなったし、あまり楽しめなかったなーと反省してます。
来年は「自分が参加しても楽しめるカンファレンス」が何なのかをよく考えて参加していく必要があるのではないかという学びになりました。

個人的には id:nakansuke さんと撮ったServerlessConf 2017が楽しかったので、これからも一緒に撮って勉強できればなーと思ってます。nakansukeさんはカンファレンスカメラマンの大先輩なので。

最後に

今年は色々なカンファレンスで若くてやる気のある人とお会いできたので、来年はそういう方々の活躍を見てみたいなーと密かに思ってます。
実際、try! Swift 2018はFacebookのカンファレンスカメラマングループ経由で若いカメラマンにお願いすることができました。完全にギルドや。

自分もたまに撮影スタッフをやるかもしれないですけど、どちらかと言えば社内でのイベント撮影をメインにシフトしていく予定です。あとは俺の原点であるコスプレ撮影をまた頑張りたい。

というわけで、来年も一緒にカンファレンス参加する人がいましたらよろしくお願いします!!